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平成 28 年度(2016 年度)事例 Ⅳ

キーワード採点を取り入れた添削プロンプトです。

markdown
以下の JSON データ(試験問題・採点基準)と指示に基づき、最下部の【あなたの回答】に入力された答案を採点してください。出力は必ずマークダウン形式で行ってください。

```json
{
  "exam_metadata": {
    "year": "平成28年度(2016年度)",
    "subject": "事例IV",
    "topic": "レストランチェーンの財務分析、キャッシュフロー計算、NPV(投資意思決定)、撤退の意思決定、損益分岐点分析(CVP)"
  },
  "case_paragraphs": [
    {
      "id": 1,
      "text": "D 社は、創業 20 年ほどの資本金 5,000 万円、正規従業員 81 名の、県内産の高級食材を活かして県内外に店舗を展開するレストランである。"
    },
    {
      "id": 2,
      "text": "同社は、カジュアルで開放感ある明るい店内で、目の前で調理されるステーキや野菜などの鉄板焼きを楽しむレストランの 1 号店を開店した。その後、このタイプの鉄板焼きレストランを県内にさらに 3 店舗開店した。"
    },
    {
      "id": 3,
      "text": "一方、別のタイプの店舗として、落ち着いた雰囲気の店内で、新鮮な食材や旬の野菜を使って熟練した料理人が腕をふるう創作料理店 1 店舗を開店した。鉄板焼きレストランは、1 店舗を閉店する一方で、数年前に県外初となる店舗を大都市の都心部に開店した。前期の第 3 四半期には同じ大都市の都心部に創作料理店を 1 店舗、別の大都市の都心部に鉄板焼きレストランを 1 店舗開店し、現在の店舗数は合計 7 店舗である。"
    },
    {
      "id": 4,
      "text": "全般的には依然として顧客の節約志向が強く、業界環境は厳しいなか、主要顧客である県外からの観光客数が堅調に推移しており、D 社の県内店舗の来店客数は増加傾向を維持し、客単価も維持できている。"
    },
    {
      "id": 5,
      "text": "同社は、顧客満足の提供を追求して、食材にこだわり、きめ細やかな心配りによるホスピタリティあふれるサービスのために社員教育の徹底に努めている。県外の鉄板焼きレストランも、県内店舗と同様に店舗運営を徹底したこと、それにより固定客を獲得できたこと等から、業績は順調に推移している。"
    },
    {
      "id": 6,
      "text": "大都市に前期に出店した 2 店舗も新規固定客の獲得に努めている。しかし、開店から 1 年以上が経過しても、創作料理店は業績不振が続いており、当期は通年で全社業績に影響が出ているため、その打開が懸案となっている。"
    },
    {
      "id": 7,
      "text": "県外進出の一方で、D 社は、本社機能の充実に加え、人材育成の拠点となる研修施設の拡充、新規出店の目的で、用地代を含め約 8 億円を投じて新しい本社社屋を建設する計画である。投資資金は、自己資金と借入れによって調達する。調達額とその内訳は、投資総額が確定した段階で最終的に決定する。"
    },
    {
      "id": 8,
      "text": "同社は、当期に新社屋の用地として市内の好適地を取得し、建設計画を進めている。新社屋には店舗と研修施設が併設される。新規店舗は鉄板焼きレストランと、新しいタイプの店舗として同じ価格帯のメニュー、同格の店舗の雰囲気・意匠をもって顧客に満足感を提案するしゃぶしゃぶ専門店を開店する予定である。"
    }
  ],
  "financial_statements": {
    "balance_sheet": {
      "assets": {
        "current_assets": 259,
        "cash_deposits": 195,
        "receivables": 14,
        "inventory": 10,
        "other_current_assets": 40,
        "fixed_assets": 641,
        "tangible_fixed": 531,
        "buildings": 191,
        "land": 320,
        "other_tangible_fixed": 20,
        "intangible_fixed": 2,
        "investments_other_assets": 108,
        "total_assets": 900
      },
      "liabilities": {
        "current_liabilities": 465,
        "payables": 20,
        "short_term_loans": 318,
        "long_term_loans_current": 47,
        "other_current_liabilities": 80,
        "fixed_liabilities": 66,
        "long_term_loans": 20,
        "other_fixed_liabilities": 46,
        "total_liabilities": 531
      },
      "equity": {
        "capital_stock": 50,
        "capital_surplus": 23,
        "retained_earnings": 296,
        "total_equity": 369
      }
    },
    "income_statement": {
      "sales": 940,
      "cogs": 483,
      "gross_profit": 457,
      "sga": 350,
      "operating_profit": 107,
      "non_operating_income": 8,
      "non_operating_expenses": 20,
      "ordinary_profit": 95,
      "extraordinary_losses": 56,
      "pretax_profit": 39,
      "income_taxes": 12,
      "net_income": 27
    }
  },
  "questions": [
    {
      "id": 1,
      "sub_id": 1,
      "text": "D 社の前期および当期の財務諸表を用いて経営分析を行い、前期と比較した場合の D 社の課題を示す財務指標のうち重要と思われるものを 3 つ取り上げ、それぞれについて、名称を(a)欄に、当期の財務諸表をもとに計算した財務指標の値を(b)欄に記入せよ。",
      "question_type": "mixed",
      "explanation": "前期との比較で、D社は特別損失の計上により収益性(税引前利益率)が低下し、大型投資に伴う借入金増加で安全性(自己資本比率)が悪化、さらに未稼働資産の増加で効率性(有形固定資産回転率)も低下している。",
      "constraints": "小数点第3位四捨五入",
      "total_points": 15,
      "model_answer_reference": "①税引前当期純利益率: 4.15%, ②自己資本比率: 41.00%, ③有形固定資産回転率: 1.77回",
      "scoring_segments": [
        {
          "segment_id": "A",
          "topic": "収益性の課題",
          "max_points": 5,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "税引前当期純利益率の計算",
              "formula": "(39 / 940) * 100",
              "expected_result": "4.15"
            }
          ]
        },
        {
          "segment_id": "B",
          "topic": "安全性の課題",
          "max_points": 5,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "自己資本比率の計算",
              "formula": "(369 / 900) * 100",
              "expected_result": "41.00"
            }
          ]
        },
        {
          "segment_id": "C",
          "topic": "効率性の課題",
          "max_points": 5,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "有形固定資産回転率の計算",
              "formula": "940 / 531",
              "expected_result": "1.77"
            }
          ]
        }
      ]
    },
    {
      "id": 1,
      "sub_id": 2,
      "text": "設問 1 で取り上げた課題が生じた原因を 70 字以内で述べよ。",
      "question_type": "description",
      "explanation": "投資資金を短期借入で調達したことによる安全性の低下、不採算店舗の減損損失による収益性の低下、および投資資産が未稼働であることによる効率性の低下を指摘する。",
      "constraints": "70字以内",
      "total_points": 10,
      "model_answer_reference": "新社屋用地取得の投資を短期借入で賄い、安全性と効率性が悪化し、不採算店の減損損失計上で収益性が大幅に悪化したため。",
      "scoring_segments": [
        {
          "segment_id": "A",
          "topic": "安全性悪化の要因",
          "max_points": 4,
          "required_keywords": ["短期借入", "投資"],
          "logic_requirement": "投資資金を短期借入で調達したこと"
        },
        {
          "segment_id": "B",
          "topic": "収益性・効率性悪化の要因",
          "max_points": 6,
          "required_keywords": ["減損", "不採算", "未稼働"],
          "logic_requirement": "減損損失の計上と資産の未稼働状態"
        }
      ]
    },
    {
      "id": 2,
      "sub_id": 1,
      "text": "当期の営業活動によるキャッシュフローに関する下記の表を完成させよ。",
      "question_type": "calculation",
      "explanation": "間接法による営業CFの計算。税引前利益から非資金費用(減価償却、減損)を足し戻し、営業外収支や運転資本の増減を調整して小計を出し、利払・税払を行う。",
      "constraints": "単位:百万円",
      "total_points": 15,
      "model_answer_reference": "減価償却費36, 営業外収益△8, 営業外費用20, 売上債権△1, 棚卸資産△3, 仕入債務3, 小計155, 営業CF 116",
      "scoring_segments": [
        {
          "segment_id": "A",
          "topic": "非資金費用・営業外項目の調整",
          "max_points": 6,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "減価償却費の抽出(付記事項より)",
              "expected_result": "36"
            },
            {
              "step_id": 2,
              "description": "営業外項目の逆算調整",
              "formula": "収益△8, 費用20",
              "expected_result": "調整完了"
            }
          ]
        },
        {
          "segment_id": "B",
          "topic": "運転資本の調整とCF算出",
          "max_points": 9,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "運転資本増減の計算",
              "formula": "売掛増△1, 在庫増△3, 買掛増3",
              "expected_result": "-1"
            },
            {
              "step_id": 2,
              "description": "小計の算出",
              "formula": "39+36+56-8+20-1-3+3+13",
              "expected_result": "155"
            },
            {
              "step_id": 3,
              "description": "営業CFの算出",
              "formula": "155 - 4 - 35",
              "expected_result": "116"
            }
          ]
        }
      ]
    },
    {
      "id": 2,
      "sub_id": 2,
      "text": "① 土地および建物・器具備品について、投資額、6 年後の売却価値およびそれそれの当初投資時点における現在価値はいくらか。② 税引後キャッシュフローの増加分はいくら以上と見込まれているか。",
      "question_type": "calculation",
      "explanation": "投資額と将来の売却価値(残存簿価)を現在価値に割り引いて正味投資額を求め、それを年金現価係数で割ることで、必要な年間CF(損益分岐点となるCF)を算出する。",
      "constraints": "単位:百万円、小数第1位四捨五入",
      "total_points": 20,
      "model_answer_reference": "土地PV:-320, 土地売却PV:226, 建物等投資PV:-443, 建物等売却PV:264, 必要CF:69百万円",
      "scoring_segments": [
        {
          "segment_id": "A",
          "topic": "現在価値計算(土地・建物等)",
          "max_points": 10,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "土地のPV(投資、売却)",
              "formula": "投資:-320, 売却:320*0.7050",
              "expected_result": "-320, 226"
            },
            {
              "step_id": 2,
              "description": "建物等のPV(投資、売却)",
              "formula": "投資:-470*0.9434, 売却:375*0.7050",
              "expected_result": "-443, 264"
            }
          ]
        },
        {
          "segment_id": "B",
          "topic": "必要CF計算",
          "max_points": 10,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "正味投資額(PVベース)",
              "formula": "(320+443) - (226+264)",
              "expected_result": "273"
            },
            {
              "step_id": 2,
              "description": "年金現価係数(2-6年)",
              "formula": "Sum(各年の複利現価係数)",
              "expected_result": "3.974"
            },
            {
              "step_id": 3,
              "description": "必要CF算出",
              "formula": "273 / 3.974",
              "expected_result": "69"
            }
          ]
        }
      ]
    },
    {
      "id": 3,
      "sub_id": 1,
      "text": "閉店すべきかどうかについて、意思決定の基準となる尺度の値と計算過程を(a)欄に記入し、結論を理由とともに(b)欄に 50 字以内で述べよ。",
      "question_type": "mixed",
      "explanation": "事業撤退の意思決定。貢献利益(限界利益-個別固定費)がプラスであれば、共通固定費の回収に貢献しているため継続すべきである。",
      "constraints": "50字以内",
      "total_points": 15,
      "model_answer_reference": "貢献利益9百万円, 閉店すべきでない。理由は閉店により9百万円の貢献利益が失われ、全社の利益がその分減少してしまうため。",
      "scoring_segments": [
        {
          "segment_id": "A",
          "topic": "貢献利益の計算",
          "max_points": 7,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "貢献利益",
              "formula": "98 - 49 - 40",
              "expected_result": "9"
            }
          ]
        },
        {
          "segment_id": "B",
          "topic": "意思決定の記述",
          "max_points": 8,
          "required_keywords": ["貢献利益", "プラス", "減少"],
          "logic_requirement": "貢献利益がプラスであるため継続が合理的であること"
        }
      ]
    },
    {
      "id": 4,
      "sub_id": 1,
      "text": "業者が運営するネット予約システムを利用することにより、同システムを利用しない場合と比較し、D 社の収益や費用はどのような影響を受けているか、60 字以内で述べよ。",
      "question_type": "description",
      "explanation": "売上の増加要因(露出増、24時間受付)と費用の増加要因(手数料、人件費)を対比させる。",
      "constraints": "60字以内",
      "total_points": 10,
      "model_answer_reference": "ネット上の露出増と24時間予約受付により売上が増加する一方、業者への送客手数料や予約管理業務のための人件費が増加する。",
      "scoring_segments": [
        {
          "segment_id": "A",
          "topic": "収益への影響(プラス)",
          "max_points": 5,
          "required_keywords": ["売上", "増加", "露出"],
          "logic_requirement": "集客効果による売上増"
        },
        {
          "segment_id": "B",
          "topic": "費用への影響(マイナス)",
          "max_points": 5,
          "required_keywords": ["手数料", "人件費", "増加"],
          "logic_requirement": "システム利用料や管理の手間の増加"
        }
      ]
    },
    {
      "id": 4,
      "sub_id": 2,
      "text": "①導入前の損益分岐点売上高、②導入による損益分岐点売上高の変動額、③変動費率の変動による損益分岐点売上高の変動額を求めよ。",
      "question_type": "calculation",
      "explanation": "CVP分析の応用。固定費(管理費減、償却増)と変動費率(手数料減)の変化を反映して、それぞれのBEPと変動額を計算する。",
      "constraints": "単位:百万円、小数第1位四捨五入",
      "total_points": 15,
      "model_answer_reference": "①860百万円, ②18百万円(低下), ③10百万円(低下)",
      "scoring_segments": [
        {
          "segment_id": "A",
          "topic": "導入前BEP",
          "max_points": 5,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "BEP計算",
              "formula": "430 / 0.5",
              "expected_result": "860"
            }
          ]
        },
        {
          "segment_id": "B",
          "topic": "導入後BEPと変動額",
          "max_points": 5,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "新固定費・新変動費率",
              "formula": "固定費:426, 変動費率:0.494",
              "expected_result": "計算完了"
            },
            {
              "step_id": 2,
              "description": "新BEP・変動額",
              "formula": "426/0.506=841.9, 860-841.9=18.1",
              "expected_result": "18"
            }
          ]
        },
        {
          "segment_id": "C",
          "topic": "変動費率要因の影響",
          "max_points": 5,
          "calculation_steps": [
            {
              "step_id": 1,
              "description": "仮定BEP(旧固定費・新変動費率)",
              "formula": "430 / 0.506",
              "expected_result": "849.8"
            },
            {
              "step_id": 2,
              "description": "変動額",
              "formula": "860 - 849.8",
              "expected_result": "10"
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}
```

# Role

あなたは中小企業診断士試験(二次試験)の厳格な採点官です。
ユーザーの答案を、JSON データに含まれる **「解説(正解への思考フロー)」****「採点基準」** に基づき評価します。

# Evaluation Standards (ABCDEF)

以下の基準に従って、設問ごとの判定(A\~F)を決定してください。

- **A 評価 (完璧 / 80 点以上):** 設問要求を完全に満たし、複数の重要な根拠を的確に網羅している。論理構成・計算過程が極めて明快で、非の打ちどころがないレベル。
- **B 評価 (高得点レベル / 70 点〜79 点):** 設問要求に的確に応え、重要な根拠を複数盛り込んでいる。論理構成・計算過程が明快な、上位合格答案レベル。
- **C 評価 (合格レベル / 60 点〜69 点):** 設問の主要な要求を満たしており、大きな論理的破綻や計算ミスがない。安定して合格点をクリアできるレベル。
- **D 評価 (合格ボーダーライン / 55 点〜59 点):** 解答の方向性は合っているが、根拠の不足やケアレスミスが散見される。合否が分かれるレベル。
- **E 評価 (要改善レベル / 50 点〜54 点):** 解答の方向性に部分的な誤りがあるか、根拠が著しく不足している。計算の前提条件を誤解している。合格には改善が必要なレベル。
- **F 評価 (不合格レベル / 49 点以下):** 設問の意図の誤解や、与件文の無視など、根本的な改善が必要なレベル。

# Task

提供された【Context Data】(JSON データ内の設問・採点基準)に基づき、最下部の【あなたの回答】を採点してください。

# Scoring Process

各設問について、以下の手順で採点を行ってください。

## Step 1: Question Type Identification (設問タイプの識別)

設問の `question_type` を確認し、計算問題か記述問題かを判別してください。

## Step 2: Segmentation (要素分解)

ユーザーの解答を、設問データ(`scoring_segments`)で定義されたセグメント(A, B, C...)に対応する部分に分解して解釈してください。

- ※一つのブロックが間違っていても、**他のブロックは独立して採点**してください(連帯責任での 0 点は避ける)。

## Step 3: Evaluation per Segment (ブロック別採点)

### 【計算問題の場合】

各セグメントごとに、以下の基準で得点(0〜Max 点)を算出してください。

1.  **Calculation Result Check:** 最終的な計算結果(数値、単位、端数処理)が正しいか確認。
2.  **Calculation Process Check:** `calculation_steps` で定義された各ステップを確認。
    - **立式・アプローチ:** 問題を解くための基本的な考え方(CVP、NPV、財務指標の定義など)は正しいか。
    - **数値のピックアップ:** 与件文や財務諸表から、計算に必要な数値を正しく(漏れなく、間違えなく)引用できているか。
    - **計算の正確性:** 途中の計算ステップにミスはないか。
3.  **Skip Function Handling:** ユーザーの回答において `(b)計算過程 スキップ`(あるいは `#### (b)計算過程 スキップ` など、スキップの意図が明確な記載)がされている場合に限り、**(a)の計算結果のみを評価対象とします。**
    - この場合、計算結果が正しければ計算過程も正しかったものとみなし、計算結果が間違っていれば計算過程にも誤りがあったものとして評価します(詳細な部分点評価は行いません)。
4.  **Partial Credit:** たとえ最終的な数値が間違っていても、計算の**基本的な考え方****立式****使用した数値(与件文からのピックアップ)**が正しければ、**部分点を加点**する視点で評価します。

### 【記述問題の場合】

各セグメントごとに、以下の基準で得点(0〜Max 点)を算出してください。

1.  **Keyword Check:** `required_keywords` の単語や同義語が含まれているか確認。
    - **必ず、見つかった単語には「✅」、欠けている単語には「❌」を付けてリストアップしてください。**
2.  **Logic & Penalty Check:** `logic_requirement``penalty_guidance` を照らし合わせます。
    - **部分点の付与:** キーワードが入っていれば、論理が弱くても一定の点数を与えてください。
    - **減点:** 設問要求違反や、キーワードの羅列に留まる場合は、`penalty_guidance`に従い厳格に減点してください。

## Step 4: Synthesis

各セグメントの得点を合計し、総合判定(A\~F)を行ってください。

# Output Format

**必ず以下の構造に従って出力してください。**

## 0\. 評価基準の定義

(冒頭に定義を出力)

## 第 X 問 (得点: XX / Total 点) - 判定: [A\~F]

**【模範解答(比較参考用)】**
[JSON データの`model_answer_reference`を表示]

**【あなたの回答】**
[ユーザーの入力を表示]

**【解説(回答骨子と思考フロー)】**
[JSON データの`explanation`を表示]

**【採点基準詳細】**
本設問の採点および減点は、以下の基準に基づいて行います。

- **A: [セグメント名]**
- (計算の場合) `calculation_steps` / `expected_result`: [内容を表示]
- (記述の場合) `required_keywords`: [リストを表示] / `logic_requirement`: [内容を表示]
- `penalty_guidance`: [内容を表示]

- **B: [セグメント名]**
- ... (各セグメントについて同様に表示)

### 【詳細採点表】

#### 【計算問題の場合】

| 評価ブロック      | 得点 / 配点 | 採点詳細(計算結果・計算過程)                                                                                                                                                           |
| :---------------- | :---------- | :--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
| **A: [テーマ名]** | **X / Y**   | **【計算結果判定】**<br>✅ [正解] / ❌ [誤り:具体的な誤り内容]<br><br>**【計算過程判定】**<br>✅ [評価点] / ⚠️ [減点理由]<br>※ [ペナルティ理由: JSON の penalty\_guidance に基づき指摘] |

#### 【記述問題の場合】

| 評価ブロック      | 得点 / 配点 | 採点詳細(キーワード・論理)                                                                              |
| :---------------- | :---------- | :-------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
| **A: [テーマ名]** | **X / Y**   | **【キーワード判定】**<br>✅ []<br>❌ []<br><br>**【論理・要件判定】**<br>✅ [評価点] / ⚠️ [減点理由] |

### 【分析と改善フィードバック】

#### 【計算問題の場合】

- **① 計算結果の正誤:**
  最終的な数値、単位(円、千円、基など)、端数処理(切り上げ、四捨五入など)は設問要求通りで、模範解答と一致しているか。
- **② 計算過程(プロセス)の評価:**
  - **【計算過程の記載がある場合】**
    - **立式・アプローチ:** 問題を解くための基本的な考え方(CVP、NPV、LP、財務指標の定義など)は正しいか。
    - **数値のピックアップ:** 与件文や財務諸表から、計算に必要な数値を正しく(漏れなく、間違えなく)引用できているか。(例: NPV 計算での機会費用、運転資本、設備売却益の税金計算など)
    - **計算の正確性:** 途中の計算ステップにミスはないか。
  - **【計算過程が `スキップ` の場合】**
    - **(a) 計算結果の正誤に基づき、本項目も評価します。**
    - (a) が正解の場合:計算過程も正しかったものとみなし、高い評価(A または B 評価相当)とします。
    - (a) が不正解の場合:計算過程のいずれかのステップ(立式、数値ピックアップ、計算正確性)に誤りがあったものとみなし、評価を下げます。この場合、具体的な誤り箇所の特定は行いませんが、推定される原因を「④ 改善提案」で指摘します。
- **③ 指標選択の妥当性 (第 1 問設問 1 のみ):**
  模範解答と異なる指標を選択した場合、その指標が D 社の特徴(優れている点・劣っている点)を示す上で妥当か、与件文から根拠を見いだせるか(別解として成立するか)を評価する。
- **④ 改善提案(失点・部分点分析):**
  - **失点箇所:** どこで間違えたか(数値の誤用、立式の誤り、計算ミス、端数処理ミスなど)を具体的に指摘する。(※ `スキップ` されていて結果が不正解の場合、推定される誤りの原因を指摘します)
  - **部分点獲得可能性:** 「ここまでは合っているので、配点〇点中 △ 点は期待できる」という視点で評価する。(※ `スキップ` の場合は適用されません)
  - **改善点:** 次に同じミスをしないために、どの数値に着目すべきか、どの公式を確認すべきかを具体的にアドバイスする。

#### 【記述問題の場合】

- **① 設問解釈と方向性:**
  設問の意図(問われていること)を正しく捉えられているか。解答の方向性は適切か。
- **② 与件文・財務諸表の活用:**
  解答の根拠として、与件文中のどの記述や、どの財務数値(計算した指標など)を効果的に使えているか。根拠の抽出漏れや解釈の間違いはないか。
- **③ 知識と論理構成:**
  診断士としての財務・会計知識を適切に応用できているか。「A(財務状況)だから B(助言)」という因果関係は明確で、論理に飛躍はないか。
- **④ 具体性と表現:**
  抽象論に終始せず、D 社の状況に合わせた具体的な記述ができているか。設問の字数制限(例: 80 字)の中で、要点を簡潔にまとめられているか。
- **💡 改善提案:**
  どうすれば A・B 評価の解答に近づけるか、**「どの与件文(または財務指標)のこの部分を使い、このように論理を展開すべきだった」**というように、具体的かつ実践的な改善案を提示してください。

---

## 総評

### 【得点サマリー】

| 設問        | 得点         | 判定      |
| :---------- | :----------- | :-------- |
| **第 1 問** | **XX / 25**  | **[A~F]** |
| **第 2 問** | **XX / 35**  | **[A~F]** |
| **第 3 問** | **XX / 15**  | **[A~F]** |
| **第 4 問** | **XX / 25**  | **[A~F]** |
| **合計**    | **XX / 100** | **[A~F]** |

\============= ここから下に入力してください =============

# 【あなたの回答】

**スキップ機能について** 計算過程の記載が求められる設問((b)計算過程)において、「スキップ」と記載した場合、(a) の計算結果(解答)のみをもって採点されます。計算結果が正しければ計算過程も正しかったものとみなし、結果が誤っていれば過程も誤っていたものとして評価されます(部分点評価は行われません)。

## 第 1 問(配点 25 点)

### (設問 1)

D 社の前期と当期を比較し、「課題を示す財務指標」を 3 つ挙げよ。

#### ①:課題を示す指標 1

- (a)
- (b)(単位:)

#### ②:課題を示す指標 2

- (a)
- (b)(単位:)

#### ③:課題を示す指標 3

- (a)
- (b)(単位:)

### (設問 2)70 字以内

## 第 2 問(配点 35 点)

### (設問 1)営業活動によるキャッシュ・フロー(間接法)

(単位:百万円)

| 項目                               | 金額    |
| :--------------------------------- | :------ |
| 税引前当期純利益                   | ( )     |
| 減価償却費                         | ( )     |
| 減損損失                           | ( )     |
| 営業外収益(△ は減算)             | ( )     |
| 営業外費用(+は加算)             | ( )     |
| 売上債権の増減額(増= △/減=+) | ( )     |
| 棚卸資産の増減額(増= △/減=+) | ( )     |
| 仕入債務の増減額(増=+/減= △) | ( )     |
| その他                             | ( )     |
| 小計                               | ( )     |
| 利息及び配当金の受取額             | ( )     |
| 利息の支払額(△)                  | ( )     |
| 法人税等の支払額(△)              | ( )     |
| **営業活動によるキャッシュフロー** | **( )** |

### (設問 2)投資意思決定と必要キャッシュフロー

#### ① 投資額・6 年後売却価値と現在価値

**土地**(単位:百万円)
| 区分 | 金額 | 現在価値 |
| :----------------- | ---: | -------: |
| 当初投資(0 年目) | -320 | ( ) |
| 6 年後売却価値 | ( ) | ( ) |

**建物・器具備品**(単位:百万円)
| 区分 | 金額 | 現在価値 |
| :----------------- | ---: | -------: |
| 1 年後の投資 | -470 | ( ) |
| 6 年後売却価値 | ( ) | ( ) |

- (b)計算過程  
  スキップ

#### ② 税引後キャッシュフロー(2〜6 年、各年均等)の必要額

- (a)解答(単位:百万円):

(百万円)

- (b)計算過程
  スキップ

## 第 3 問(配点 15 点)

### (a)尺度と計算過程(単位:百万円)

### (b)結論と理由(50 字以内)

## 第 4 問(配点 25 点)

### (設問 1)60 字以内

### (設問 2)

#### ① 導入前の損益分岐点売上高(単位:百万円)

- (a)金額:

(百万円)

- (b)計算過程
  スキップ

#### ② 導入による損益分岐点売上高の変動額

- (a)金額:

(百万円)

- (b)計算過程
  スキップ

#### ③ 変動費率の変動のみを反映した損益分岐点売上高の変動額

- (a)金額:

(百万円)

- (b)計算過程
  スキップ

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